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Beyond Borders

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それでも恋するバルセロナ

性格のまったく違うアメリカ人女性2人の、スペインでのひと夏のアバンチュールのお話。
スペイン人男性に対するファンタジーも、逆にアメリカ人女性に対するスペイン人男性のファンタジーも分かるので、ちょっと苦笑しちゃうようなシーンのある映画でした。
舞台もバルセロナだしな~。バルセロナは純スペインじゃないし、アメリカ人には暮らしやすそうで映画の設定としてはいいのだろうけど、多分みんなが想像するようなラテンラバーはバルセロナにはいないと思う…(私はバルセロナに男友達はいないので、分からないけど。まぁ、他のスペインにもそんなラテンラバーがいるとは思えない)。
主人公2人の観点から見るんだったら、楽しい映画だと思います。
ただ、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムのスペイン組が、私にとっては馴染みのある役者さんでそれほど異国情緒を感じなかったし、スペイン語もまったく分からない言語ではないので、2人がスペイン語で話し始めたときの主人公の疎外感を上手く感じられなかった。むしろ2人がスペイン語を話してくれたほうが普通のキャラに見えるので、芸術家のエキセントリックさから遠ざかっていっちゃって。
でもでも、街中を歩いてるシーンとか自然で、あぁスペイン行きたいなぁって気分になりました。

ちなみに、私は登場人物では真面目で計画的なヴィッキーのほうが好き。
クリスティーナは、スカーレット・ヨハンセンが演ってるから魅力的だけど、自分探しのキャラクターというのはあんまりセクシーじゃないと思う。理性的で口が達者で、でもときどきふらっとよろめいちゃうヴィッキーのほうがセクシーだと思うな。
見た目でいったらペネロペのセクシーさがダントツですけど。
by bordergirl | 2010-04-21 01:51 | 映画