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“情熱の処女~スペインの宝石~”

a0013880_1224647.jpgスペイン映画第5弾です。
アルモドバル映画が続いたので、ちょっと気分を変えてペネロペ・クルスの時代物を…。
なんか、タイトルからしてなんだかな~って感じですよね。
処女と書いて“おとめ”と読むらしいです。
ちなみに日本では18歳以下の子はレンタルできません(笑)。
でも、もとは“La Celestina”っていうスペインではドン・キホーテに次いで有名な古典らしいです。
そういえば、語学学校で一緒だったスペイン文学専攻の子達はこの本買って読んでたかも…。

そんな訳で、ストーリーはロミオとジュリエットばりのコテコテの悲劇。
富豪の家の娘メリベアに恋をした青年カリストがつれない彼女の心を射止めるため、家来の薦めで魔女セレスティーナに仲立ちを頼み、とうとう2人は両思いになるのですが…。
若くて純情な恋人たちとは裏腹に、周りは強欲で一癖も二癖もある人たち。
そうした人たちの思惑が重なって、物語は悲劇的な最後を迎えます。

…って、多分小説で読んだら面白いのかもしれないですけど。
R-18指定になってるところからも分かるとおり、どうでもいいエッチな場面が挟み込まれてるので、なんだかよく分からない作品になってます。
『古典なんて若い人には受けないだろうから、エッチなシーンでも入れとく?』って思ったのかしら。(それとも原作にもそういうシーンがあるのか??)

だって、本当はカリストとメリベア両思いなんですよ。
魔女の助けなんか借りなくたって、普通に正式にプロポーズすればよかったのに…。
思いっきり古典ぽく作ってくれたら、そういったツッコミどころも『まぁ、古典だから…』となんとなく流せたんだけど、中途半端に現代受けを狙ってるから気になっちゃって。

それでも、ジョルディ・モジャやマリベル・ベルドゥなんかの有名どころも出てます。
(…って、私が知ってるから『有名どころ』って言い切っちゃうのもどうかと思うけど…)
ペネロペのお父さん役の人は、多分“バッド・エデュケーション”の神父さんだと思うんだけど…。
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by bordergirl | 2005-07-10 23:21 | 映画 en español