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スパニッシュ・アパートメント

先日は『スパニッシュ・アパートメント』を観てきました。
フランス映画なので、原題はL'auberge espagnole。
主人公のフランス人大学生がスペインのバルセロナに留学し、いろんな国の人が集まるアパートで暮らす1年間のお話。
このあらすじだけで、懐かしいシーンがあるかな~となんとなく期待して観に行ったのだけれど、結果は期待以上でした。

バルセロナは旅行で数日間滞在したことがあるだけで、とくに思い入れがないしそんなに懐かしく感じないのでは、と思っていたのだけれど、出てくる登場人物がすごーく自然に描かれていて『そうそう、こういう人いるよね!』と思えるシーンばかり。
バルコニーから声をかけてくるおばちゃんや、外国人にも親切に言葉を教えてくれる人、逆に外国語の真似をしてからかってくる若い子達・・・『スペインはフラメンコや闘牛ばかりじゃない』と力説するスペイン人学生のシーンなどはまるで自分の友達を見ているよう・・・。
ヨーロッパ各国の学生たちも至って普通で、『イヤー、私たちもたどたどしいスペイン語で頑張って話してたよね』って思い出し、当時の友達がすごく懐かしくなってしまいました。そう思って見ると、馴染みのないバルセロナの街も自分がよくみんなと遊んだ風景と重なってきて、ちょっとうるっとしてしまったり。
私はあんなに大勢で長期間シェアをしたことはないので、あれほどの混沌は見られなかったけど、冷蔵庫の棚をそれぞれ決めるとことか懐かしかったな~。

結局、主人公の青年は1年の滞在を通じて成長し、自分の進むべき道を決めることになるんだけど、果たして私はどうだったのかしら?
私の場合もスペイン行きでかなり先の人生が決まったところがあるけれど、その先の結果よりもスタート地点を見つけたってのが大事なんだよね・・・とラストシーンにしみじみ思いました。

ちなみにこの映画のあと、留学をするフランス人学生が増えたそう・・・。
そうだよねー、私もいちおうまた『留学』ってかたちになるんだろうけど、なんだかまた学生同士での暮らしがしてみたくなっちゃったよ。
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by bordergirl | 2004-05-11 02:33 | 映画 en français