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“ナイロビの蜂”

a0013880_1543332.jpgアフリカを舞台にした映画。
イギリス外交官の妻で医療活動に携わっていたテッサが、旅行中に死亡し、夫ジャスティンはその死の謎を追ううちにアフリカの現実を知ることになる…というストーリー。

なんだか、なんともいえないお話でした。
ジャスティンは妻の死の謎を追ううちに自分も命を狙われるのだけれど、その裏には悪役というほどの大きな存在はなく、いろんな国や企業の利害が絡み合っています。個人個人はそれなりに良心のある普通の人なのに、組織の利害には呑み込まれてしまう。
解決策は示されず、私たち一人一人に何ができるんだろうと考えさせられた映画でした。

テッサとジャスティンの夫婦愛もこの映画の大きなテーマで、私はこの2人の関係っていいなと思ったんですよね。相手のありのままを受け入れて、自分の枠に入れようとしないところが。
生まれながらの革命児のテッサと、事なかれ主義のジャスティン。
相手を自分の思うどおりにしようと思ったらうまくいかない組み合わせだけれど、この2人はお互い違うところに惹かれたんじゃないかな…と。
でも、映画を観たあと友人と話す機会があったのだけれど、その人にはテッサがアフリカで活動するためにジャスティンをたらしこんだように見えたし、夫婦なのに一番に相談しないところはおかしいって。
そういう見方もあるのか~と思いました。価値観は人それぞれだからおもしろいですよね。
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by bordergirl | 2007-05-29 23:52 | 映画