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“夏の雨”

“夏の雨”_a0013880_0583911.jpg鑑賞2作目。アントニオ・バンデラスの監督作品。

手術で腎臓を摘出し病院で詩の世界に目覚めた主人公ミゲルと、恋人のルリ、ミゲルの友人達のひと夏の群像劇です。
だからこれといって分かりやすい荒筋はなく、ちょっと混乱&退屈しました。
ナレーターを務める、あのラジオの男はなんなの?? 何が言いたいの??
若者の話だからか、下ネタというか、Hなシーンも必要以上に多くて、なんだかな~とも思ったし。

自分の道を模索するミゲルに助言(…ていうのか?)を与える女教師役で、ビクトリア・アブリルが出てます。この人は声聞いただけですぐ分かりますね。でも、化粧がかなり濃くって、肌もガサガサな感じだったのでなんだかショック! 
この女教師もちょっとよく分かんないキャラだったんだけど、それでも彼女の登場でストーリーが分かりやすくなっている部分はあるかな。
原題は“El Camino de los Ingleses”(英国人の道)で、街の通りの名前、主人公達がその先に何かが待っていると思う憧れの象徴なんだけど、自分の心の中を覗かない限り道の先には何にも待ってないわよ、と。

しかし、後半静かに終わるかと思いきや、夏の終わりの雨と一緒に怒涛の展開になります。え~~、そういう展開になっちゃうの? と、かなりびっくり。観終わったあとは、複雑な気持ちになってしまいました…。
by bordergirl | 2007-09-16 23:57 | 映画 en español