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カテゴリ:映画 en français( 20 )

“地上5センチの恋心”

a0013880_22452778.jpgベルギーに住む未亡人オデットは昼はデパート、夜は羽飾りの内職で子供2人を育て上げた平凡な女性。大好きなのはジョセフィン・ベーカーの歌と、バルタザール・バルザンの書くラブロマンス。ある日大好きな彼のサイン会に行くものの緊張して自分の名前すら言えず、落ち込んだオデットは思いのたけをファンレターにしたためる。一方、最新作を酷評され妻の浮気を知ったバルザンは、感動的なファンレターの主の家を訪れて…というストーリー。

小説家でもある監督・脚本のエリック・エマニュエル・シュミットの実体験にインスピレーションを得て描かれたお話だそうです。
もっとも、現実の方はファンレターをもらったところまでだったようですが。
でも、そこからこんなお話に仕上げるなんてすごいな~。
一見すると作家の書くラブロマンスのような展開になりそうなところですが、主人公のオデットは自分の世界で幸せを見つけることを知っている女性。バルザンを母のような慈愛で優しく迎えますが、いつか帰ってしまう彼に対してきちんと一線を引いています。
興奮するとフワフワ~と宙に浮く特技?があるわりに、地に足のついた女性なのですね。

そんな彼女がとても素敵なお話なので、ラストはちょっと『…??』と思ったのですが、時間がたって見るとあれはあれでいいラストだな~と思いました。
いつも彼女の近くに現れるイエスという青年、最初は現実の人間かと思ってたけど、どうも違ったみたいですね。彼女の分身? そこら辺、最初から気をつけてみてたら、もっといろいろ気がついたかなと思います。

『あなたは私の人生を救ってくれました』ていうファンレター、私は書いたことはないけど、そう思うくらいファンだった人がいました。また、そんな気持ちを思い出すのも、いいかもしれないな。
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by bordergirl | 2008-03-23 22:44 | 映画 en français

“サン・ジャックへの道”

a0013880_2114422.jpgフランス映画ですが、“サン・ジャック”はスペイン語のサンティアゴで(全然違うのに。不思議)、サンティアゴ巡礼を題材にしたお話。
フランス南部からスペイン北西のサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼は、スペイン語を勉強しているとよく話題になるネタなのですが、実際に映像で見る機会はなかなかないのでおもしろかったです。最後の証明書の発行は、なかなか近代的なオフィスなのね。

映画のストーリーは、仲の悪い男2人女1人のフランス人兄弟が主人公。会うとケンカばっかりなので日ごろは離れて暮らしているのに、母親が亡くなり、その遺産を引き継ぐ条件としてよりによって3人一緒に巡礼に出ることに。旅の道連れは2人の若いフランス人少女とイスラム系少年2人(片方は好きな女の子と一緒にいたくて、もう片方は字が読めないので“メッカ”に巡礼に行けば読めるようになる、と騙されて)、いつもスカーフを頭に巻いた謎めいた女性、それにガイドの男性。
これといった大きな事件が起きるわけでもなく、彼らの恋愛問題、家族問題、そして兄弟のケンカ…という些細な出来事を積み重ねつつ、ひたすら歩き続けるストーリーなのですが、寝食を共にし同じ道を歩き続けるうちに彼らの間に少しずつ変化が訪れます。

好きなシーンは、ここだけは電波が入るという木の下でみんながグルグル回りながら携帯をかけているシーン。巡礼に出ても携帯が手放せない現代人…という皮肉もさることながら、みんなの会話を聞いているうちに、問題を抱えていない人なんていないんだと気づかされます。
自分だけが大変なんじゃないって気がつくと、巡礼の景色も、周りの出来事も、一緒に歩いている人の気持ちも見えるようになるんだよね。

映画を見ているうちに私もこの道が歩きたくなってきました。
スペインの語学学校で実際に歩いている人がいたけど、確か、いっぺんに最後まで行かなくても、途中でやめてまたそこから始めてもいいらしい。
ヨーロッパに住んでたら気軽に行けるのにね。
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by bordergirl | 2007-10-07 21:16 | 映画 en français

“エディット・ピアフ~愛の賛歌”

a0013880_222525.jpg最近は映画ばっかり。
映画祭もあったし、見ようと思って忘れてた映画も公開終わりそうだし、試写会にもまたまた当たってしまいました。
で、今度の映画は“エディット・ピアフ~愛の賛歌”。
フランスの有名なシャンソン歌手エディット・ピアフの伝記です。

ピアフのことは知っていたし、ある程度のエピソードも知ってたので、興味深く見ることができました。“ローラ”の時にも書いたけど、やはり伝記物はある程度前知識があった方がおもしろいですね。

ただ、ピアフ像というのは想像してたのとちょっと違いました。
貧しい生まれで街頭で歌を歌って日銭を稼いでいたので、まぁよく考えればそうなんだけど、かなりのハスッパ。口は悪いしガサツだし、小柄(身長147cmだったそう)で姿勢が悪くて、ガリガリに痩せてて、美人とはお世辞にも言えません。
でも、見ているうちに情が湧いてくるのが不思議。
とくに、ボクサーだった恋人マルセルとのシーンなんかは、子供のようにあどけなくて可愛いです。あと、変なことしゃべったあとに『ゲヘヘ』って笑うのもかわいい(笑)。

まぁ、私は実際のピアフは知らないのでなんとも言えないけど、映画のピアフはものすごくリアルでした。本当に、きっとこういう人だったんだろうなぁと存在を実感できるような。
でも、演じたマリオン・コティヤール(“ビッグ・フィッシュ”や“世界でいちばん不幸で幸せな私”)は本当は美人系の可愛らしい女優さんなんです。
だからこそ、映画のピアフ像に最初びっくりしたわけなんだけど、本当に別人のようでした。特殊メイクもあるとはいえ、晩年の頃の演技なんて若い女優さんがやってるとは思えないくらい。

残念だったのは、やっぱりもうちょっと歌を聴きたかったなぁということ。
どの曲も有名で、地元フランスでは歌詞も有名だろうし、今さら全部流さなくても知ってるんだろうけど…。
“愛の賛歌”のエピソードを売りにしているのは日本だけなのかもしれないけど…(フランス以外の国でのタイトルは、別の曲、“ばら色の人生”だし)。
せっかくだから歌も長めに、歌詞と合わせて聞きたかったな。
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by bordergirl | 2007-09-20 23:01 | 映画 en français

“ヴィドック”

a0013880_23275737.jpg1830年、7月革命前夜のフランスを舞台にしたミステリー。
主人公のヴィドックは実在の人物で、パリ警視庁の基礎を作り、世界で始めて私立探偵事務所を開いた人だそう。
で、そのヴィドックが謎の仮面の男を追って死に、探偵事務所に彼の伝記作家と名乗る青年エチエンヌが現れる。エチエンヌは真犯人を突き止め、ヴィドックの恨みを晴らそうと調査を開始するが…というストーリー。

主人公、冒頭で死んじゃいます(笑)。
その後は、謎解きと回想シーン。雰囲気は、アドベンチャージャンルのPCゲームって感じです。
ゲームにしたらおもしろいけど、映画としては微妙なところ。
終始暗い映像だけど、色彩が奇麗でした。

ヒロイン役のイネス・サストレはスペイン人のモデル。オリエンタルダンサーの役どころなんだけど、舞台中は化粧で一重まぶた?にしてるところが変。逆アイプチ?
警視総監役の俳優さんは、こないだ見た“奥様は名探偵”の旦那さんでしたが、あとでキャストを見るまで全然気がつきませんでした。コスチューム・プレイってみんな似たような格好で、全然区別がつかない! 事件の発端となる3人の被害者の顔の区別もつかなくて、ちょっと混乱しました。
しかしフランス映画って日本でたくさん観れるけど、役者さんはけっこうかぶってるんですね。主演のジェラール・ドパリュデューはともかく、脇役のギヨーム・カネも最近どっかで観た気がする…“美しき運命の傷跡”だったかな。


<今日の単語>
la foudre: 雷。落雷は coup de foudre、一目惚れの意味もあるらしい。
la faute: ①間違い、ミス ②落ち度、責任
  英語のfaultに似てるので覚えやすいかも。par sa fauteで『…のせいで』、スペイン語だとpor su culpaかな。劇中、“欠点”という台詞でも使われてると思ったら、それはdéfautでした。

特殊記号を入力するためにフランス語キーボードも使えるようにしたんだけど、どこに何の文字があるか分からないので、大変! AとQの位置が逆なのはなんで??
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by bordergirl | 2007-09-03 23:27 | 映画 en français

“アガサ・クリスティーの奥様は名探偵”

a0013880_2348266.jpgアガサ・クリスティーのミステリー“親指のうずき”を現代のフランスにアレンジした映画。
“親指のうずき”は夫婦探偵(スパイ?)のトミーとタッペンスが主人公のシリーズなのですが、さすがにそこまでは一緒にできないので名前・設定はちょっと変わっています。

老人ホームにいた叔母さんが亡くなって遺品を取りに行ったベレズフェルド夫妻。そこで、前回お見舞いに来たときに『あなたのお子さんでしたの?』という謎の言葉を発した老婆が退院していることを知ります。叔母の遺品にあった、老婆が送ったという絵に描かれた家に見覚えのあったプリュダンス(タッペンス)は、老婆の身に危険が迫っているのではとひとり捜査を開始するのですが…というストーリー。

クリスティーの作品というのはヴィクトリア朝の典型的人物が描かれることが多いので、はじめはフランスが舞台で馴染むのかなぁと懐疑的だったんですが、ストーリーが進むにつれて少しずつそんな風には思わなくなりました。
ただ、やっぱり、この作品はどちらかというとクリスティーの後期の作品で、推理のおもしろさでは全盛期の作品には敵いません。冗長というか、すっきり謎が解けない感じ。2つの謎がからむんですが、そのせいで話の焦点がスライドしてうやむやになっちゃってるんですよね。

プリュダンス役の女優さん、“女はみんな生きている”のカトリーヌ・フロが素敵。
ファッションとか地味なんだけど、すっきりとしたスタイルで品があります。
劇中、『のっぺりしたおもしろい顔だな』なんて言われてますけど(笑)。
2人の住んでいる郊外の屋敷も素敵だし、どちらも行ったことないですが、フランスの田舎とイギリスの田舎って全然違うんだろうな~と思いました。
あと、2人とも家にやってきた娘の一家にけっこう冷たくて、おもしろかった。
孫はかわいがらなくちゃいけないもんだとか、息子の旦那とうまくやらなくちゃとか、めんどくさい建前がなくて気持ちがよさそう。


さて、せっかくフランス映画をたくさん見てるので、今回から出てきた単語をメモ。
なにかと関連付けて覚えると、記憶に残るんじゃないかなぁと…。
<今日の単語>
tante: 叔母。伯母。ちなみに叔父はoncle。
doigt: 指。映画の原題は“Mon petit doigt m'a dit...”(私の小指が言うことには…)で、フランスではうずくのは親指じゃなくて小指らしいです。これは『お見通しだよ』という慣用句みたい。ちなみに親指はpouce。
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by bordergirl | 2007-08-30 23:45 | 映画 en français

“ルーブルの怪人”

a0013880_1393180.jpgタイトルどおりパリのルーブル美術館を舞台にしたミステリーもの。主演はソフィー・マルソー。
初のルーブル・ロケが売りらしいですが、それ以外はいまいち…。

ルーブルで新しくエジプトのミイラが見つかるが、それは発掘されてからルーブルに運ばれるまでに船の乗組員を全滅させたといういわくつきの代物。さっそく調査が始まるものの、不思議な停電が起こり始めます。
一方、美術館の真ん前に住むリザは、付近が工事されているせいで地下室を通ってルーブルに入れることを発見。迷い込んだ研究室でミイラを見てからリザの様子がおかしくなり始め、館内には夜な夜な伝説の怪人が現れて…というストーリー。

テレビ映画にもありそうな、B級ストーリーです。
怪人が毎晩ルーブルに現れるため、館内をいろいろ見れるのは楽しいですけど。
それに、舞台のパリは、ルーブルのガラスのピラミッドやコンコルド広場のオベリスクなど、エジプトに関するものが多いので、こういうストーリーもしっくりきますね。
ただ、古代エジプトに興味のない人には、オシリスがどうのこうの、死者の書がどうのこうのと言われてもおもしろくないかも(笑)。
とはいえ、夜のルーブルはなんともいえないロマンがあります。

さっき、調べてみたら監督は“ルパン”を撮ってる人らしいです。
“ルパン”は原作が好きなので、そのうち観ようと楽しみにしてたんだけど、なんだか微妙になってきたなぁ(笑)。
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by bordergirl | 2007-08-26 23:38 | 映画 en français

“美しき運命の傷痕”

a0013880_22203716.jpg宣言?どおり、フランス映画が続きます。
幼い頃に両親の事情でトラウマを受けた三姉妹。かたちは違ってもそれが今の恋愛に表れて、それぞれが悩みを抱えています。そんなある時、過去が明らかになって…というストーリー。
…なはずなんですが、あまりに淡々と進むので、過去が分かってじゃあどうなったんだ?とかあんまりインパクトがありません。姉妹だけど全然行き来がなくて、相手の住所も知らないくらいなので、3人のストーリーもそれほど交差しないし。
すごい個人主義だな~とは思いましたが、それぞれの心情は理解できるし、自分の感情に一人で向き合う姿勢は素敵だと思いました。
ちなみに原題は“L'enfer”(地獄)。なんでこの邦題なのかな~と思うけど、劇中で『運命』と『偶然』について言及してるからあながち外れてはいないかな。
他にも、ギリシア神話の王女メディアについて触れてましたが、まさにあんな感じの不条理な女性心理について描いた作品。
同じ女性として分かる面もあるけど、観ててスッキリとはしないかな。

フランス映画を続けて何本か観てみましたが、ようやっとまた勉強しようかな~という気になり始めました。
聞き取りしながら観てるんだけど、私のフランス語は初歩なので、分かったような気になるもののもちろん簡単な単語くらいしか聞き取れない。そこのギャップを埋めていきたいなぁと。
まずはボキャブラリを増やさなきゃ。
フランス映画はたくさんあるので、この調子でどんどん観ていけば勉強意欲がもっと湧いてくるかも?!
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by bordergirl | 2007-08-21 23:31 | 映画 en français

“ふたりの5つの分かれ路”

a0013880_014913.jpgあるカップルの離婚から時間をさかのぼって、すれ違い、出産、結婚、出会い…と描いていくフランス映画。
思わず観ている側が、離婚の原因はどこにあったのか…と探してしまう構成になってます。

で、私ももちろんそう思って観ました。
やはり同性である女性側から観てしまうわけですが、どこの段階でも悪いのは男性!て結論になってしまい、なんだか切なくなってしまいました。
出産シーンの時の態度なんて最低!
なんで、ああいう大事なシーンで逃げちゃうかな…。
でも、それがいい悪いではなくて、切なくなったのは、男女は結局分かり合えないのかなぁ…と思っちゃったから。
妻側にとって大事なことでも、夫側にとってはそうではなかったり、夫婦/恋人なんだからなんでも一緒に…とはいかないもんなんだよね、きっと。
それを受け入れられるかどうかで、別れちゃうかが決まるのかなぁ…と思いました。
主人公のカップルとの比較で、妻の両親カップルも描かれていて、こちらのカップルは同じように問題山積みのようなんだけど一生別れなさそうです。
この2つのカップルの違いはなんなのかな?
主人公カップルはまだお互い好き同士だと私は思ったんですけど、“好き”ってだけではなくて、なにかケミストリーが必要なのかな…。

…と、ちょっと悲観的になってしまう映画だったので、出会いの頃に戻る構成はちょっと明るめな気持ちになれて良かったです。
出会い~結婚までの出来事を想像すると、ちょっと複雑ですけどね。
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by bordergirl | 2007-08-15 23:00 | 映画 en français

“恋は足手まとい”

a0013880_2344159.jpg似たようなタイトルが多いので(“恋は邪魔者”とか“恋の骨折り損”とか)、なかなかタイトル覚えられませんでした。
これはフランスのラブコメディ映画。
歌姫を恋人に持つ貧乏貴族が、愛よりお金を取って男爵令嬢と結婚することにしたものの、なかなか恋人とも別れられない。そこで内緒で婚約式を行おうとするが、偶然にもその式に当の恋人やら友人やらが呼ばれてしまったことによるドタバタ劇。

わざわざ感想を書き始めといてなんだけど、内容のない映画でした(笑)。どのみち、恋愛を真剣にとらえている登場人物がいなさそうなので、しょうがないんだけど。
歌姫役のエマニュエル・ベアールは相変わらず奇麗で可愛い。
若作りとかではなくて、顔のアップが多いんだけどそばかすばっかりだし、そういうのを気にせず見せてるところが、可愛いな~と思います。
でも、その恋人役はただのおっさんでガッカリ。
すっぽんぽんで廊下に閉め出されるとか、体を張って頑張ってくれてたけど、なんでこのおっさんを巡って皆が大騒ぎしないといけないのかよく分かりませんでした。

ところでこの映画の時代背景はよく分からないのですが、服装からして現代ではないと思われるのに、携帯電話が?? あれは何の意味があったんだろう???
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by bordergirl | 2007-08-14 23:45 | 映画 en français

“キングス&クイーン”

a0013880_1213984.jpgお気に入りの映画“リード・マイ・リップス”に出てたエマニュエル・ドゥヴォスが出てるので気になってた映画。カトリーヌ・ドヌーヴ様も出てるし。
フランスの女優さんはけっこう好きです。雑誌なんかでよく特集されている“フランス女優の生き方”風な話は嫌いですが…(というか共感できない)。

このお話も、そんなフランス風なストーリーなのかと思ってました。3度目の結婚を控えた35歳の子持ちのキャリアウーマンが主人公。そんな彼女の前に様々な男性が現れて…というあらすじになってます。予告編もそんな感じ。いかにもフランス風大人のラブストーリー。

ところが実際に見てみたら、そんな映画じゃありませんでした。
主人公ノラは父の誕生日に実家に帰るのですが、そこで父が病魔に侵されていることを知ります。父に預けていた最初の夫との息子をパリへ連れて行き、自分は実家に残って父の面倒を看るノラ。実は彼女の最初の夫は事故で亡くなっていて、その真相も少しずつ明らかになっていきます。
おっとりしたドゥヴォスの雰囲気と、画面がもやがかかったように明るいせいで、そんなに暗い映画ではなかったけど、“死”という存在感が強い印象です。
特に、父親の最後のメッセージなんて、救いがなさすぎ…。

2番目の夫もかなりの問題児で、いかにもなラブストーリーなんてありえないのだけれど、このちょっと(だいぶ?)おかしな彼のおかげで暗くなりすぎずにすんでます。
とくにエピローグでのノラの息子との会話は、現実を受け止めつつも希望があって、素敵なシーン。そしてそれを見つめるノラも。
これは確かにノラの恋愛映画なんだけど、彼女の感情はいわゆる普通の恋愛とは違うのね。
そこはいい意味で予想を裏切ってくれてよかったです。
だけど、自分の結婚と子どもをまったく切り離して考えるところはやっぱりフランス風。ちょっと日本人には理解できないですよね。
しかも、あらすじでは夫と説明してるけど、実はもっと複雑だったりするし…。
なので、共感するのはちょっと難しい映画でした。
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by bordergirl | 2007-08-06 23:21 | 映画 en français