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“幸せのポートレート”

a0013880_0464077.jpg試写会行ってきました。
ストーリーはすでにWakabunのブログどりちゃんのブログで読んでいたので、ここでは割愛するとして感想を。

コメディとか“ハートウォーミング”なんて宣伝されてますが、私はちっとも楽しめませんでした!
もちろん、ところどころに笑えるシーンはありますけど…(お父さんはいい演技)。
『ミート・ザ・ペアレンツ』もそうだったけど、つくづく私はこういう映画は楽しめないんだなぁ…と。
恋人の家族に会って…て展開は誰だって緊張するし、最初は皆うまく行かないものかもしれないけど、主人公メレディスと同じようにリラックスして人の輪に入っていけない私にとって、『うわー、私だったら絶対無理!』って思うシーンが満載で精神的にきつかったです。
家族間の冗談気分で深いこと考えずに相手を傷つけたりして、私だったらいくらどんなに好きな人との結婚がかかってても、尻尾を巻いて逃げちゃうかも。

しかも、その恋人が全然彼女をかばわないし。挙句の果てには別の女性にポーっとなっちゃうし…。なんだよ、それ?って感じの失礼なお話でした。
一応『彼はもともと彼女のことが本心では好きじゃなかった』ってことを最初から匂わせてますが、それでも、彼自身はストーリー前半まで『自分はこの女性と結婚する』と信じて疑わなかったわけだし…。
もうなにを信じていいのやら。恋愛や結婚なんて所詮こんなもんねー、一時の気の迷いなのよねーとやさぐれた気持ちになっちゃいました。
まぁ、結果的にはあの組み合わせであってるとは思うんですけどね…。
映画だからそんな風に“めでたしめでたし”ってなるけれど、なんにしても失礼な話だな、と。
主人公も変なキャラなので共感はできなかったけど、最後の方のシーンで主人公が『私のことを愛している人は誰もいないのね!』っていう台詞。
あれは痛々しかったです。
笑えるシーンなのかもしれないけど、私はキューンって切なくなっちゃった。
その台詞の直後いきなりメレディスをかばう女性陣、ていう流れはわりと気に入ったけど、後はドタバタに流れちゃうし…。
作り手の意図が分からないのだけれど、コメディと思って作ってるんだったら、神経図太いんだなぁ…繊細さがないなぁって思いました。

…て、珍しくけなしてばっかり(笑)。
ところで、サラ・ジェシカ・パーカー。私はSATCを見たことないので、彼女が動いてしゃべるのを見るの自体久しぶりだったんだけど、あんな声だったのね。子供っぽくてびっくりしちゃった!
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by bordergirl | 2006-06-28 23:45 | 映画

“オンリー・ユー”

a0013880_15555081.jpg2本目はコレ。
公開当時から興味があって、楽しみに観たのだけれど期待外れでした。もっと、ロマンチックというか、凝ったつくりの話を想像してたんだけど…

ストーリーはこんな感じ。
結婚を控えた主人公フェイス、ある日婚約者の友人からの電話をとるが、その彼の名前はデイモン・ブラッドレー。実はフェイスが幼い頃に占いで出た運命の相手の名前だった。フェイスは見たこともないその人に会うために、彼を追ってイタリアへ…

舞台はイタリア(ベネツィア、ローマ、ポジターノ)だし、テーマは“運命の相手”だし、占いの相手と同姓同名ってどんな展開?って期待しちゃったんだけどな…(実はこの最後の謎はストーリーを最初から冷静に観てるとかなり眉唾物だったんだけど)。
マリサ・トメイはもともと好きな女優さんなんだけれど、全然この主人公には共感できませんでした。
だって、“運命の相手”と言いながら結局こだわってるのは名前だけで、そう名乗られたら誰にでもポーっとなってくっついてっちゃうんだもの。じゃあ、同姓同名なら誰でもいいのか?それがあなたの言う“運命”なの?? なーんだ、運命なんてそんな安っぽいものなのねって感じでした(もしや、それが狙いのブラック・コメディだったとか?!)。

結局、彼女はこの旅で出会った男性と結ばれるのだけれど(婚約者は立場なし。最初のシーンにちょっと出てくるだけ)、まぁその人に出会えたきっかけになったってことで『デイモン・ブラッドレー』も“運命”の人だったってことなんでしょうが…。
そういう意味でははたから見たらバカバカしいことでも、信念に従って行動してみるのはいいことだとは思うんだけど…(多分、主人公の名前はここから来てるはず)。
なんだか、肝心のこの恋愛もあんまり共感できなくて、ふ~んって感じでした。

面白かったのは、最初の方のシーンでフェイスがデイモンを追いかけてチケットも持たず飛行機に乗ろうとしてアメリカの空港で止められるんだけど、最後のイタリアの同じようなシーンでは『好きな人が乗ってるの!』って言うだけでみんな好意的(笑)。地上係員もパイロットもCAもみんなして彼女に協力してくれる。Viva amore!ってのがイタリアちっくで微笑ましかったです。
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by bordergirl | 2006-06-23 22:55 | 映画

“クルーレス”

会員更新の手続きのため、会社の近くのレンタル屋さんに久しぶりに行きました。
地元のところよりは大きくて品揃えが多いので、普段借りられない旧作DVDをたくさん借りてしまいました。頑張って見なきゃ(笑)。

a0013880_20203220.jpgまず最初は“クルーレス”。
アリシア・シルバーストーン主演の学園ラブ・コメディ。全体の雰囲気は“キューティ・ブロンド”に似ているかも。どちらも、ビヴァリーヒルズのブロンドお嬢さんが主人公。だけど確実にコッチは時代を感じます。携帯がでっかいし、ドレスはボディコンだし、流行り言葉?も今は言わないんだろうな~。

元ネタはジェーン・オースティンの“エマ”なんだそうで、観てみたらストーリーは本当にそのまんまでした。
美人で学校の人気者で、賢くはないけれど素直で気立てがいいシェール。まだ恋愛なんて興味はないし、高校生の男の子なんてみんなバカみたいと思っているけれど、他人のキューピッドをするのは大好き。堅物の先生達をくっつけたあとは、サエナイ転校生を変身させて素敵な彼氏を見つけてあげようとして失敗。ついでに自分も実は…な男の子に夢中になり…。

…で、なんだかうまくいかないなぁって時に、素直に自分を反省して『変わろう、成長しよう』って思える主人公が可愛らしいのです。
基本的にどの登場人物も素直で可愛らしく、わりと品のある作品になってます。
ちなみに、サエナイ転校生役は、今はセクシー女優?のブリタニー・マーフィー。眉毛でこんなにイメージ変わるのね…。

でも、こういう成長ってやっぱり若いうちかな~てのが、ちょっと寂しい感想。
私はどうもこういう学園ラブコメが大好きでよく観ちゃうのだけれど、それぞれの世代に見合った成長ってものがあるから、私も歳相応にこういうジャンルからは少し卒業しないとな。
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by bordergirl | 2006-06-22 23:17 | 映画

“ロシアン・ドールズ”

a0013880_22272818.jpg前作の“スパニッシュ・アパートメント”から5年後の設定と聞き、自分と比べてどうかしら??と思い観に行ってきました。

さて、前作でバルセロナに留学し、作家としての夢を追うことに決めた主人公グザヴィエ。
その5年後、なんとか“書くこと”で生計を立ててはいるものの、理想の仕事とは程遠い生活。
決まった彼女もいないし、あっちへフラフラこっちへフラフラ…。
そんな時、バルセロナ留学時代のルームメイト・ウェンディの弟ウィリアムがロシア人と結婚することになり、立ち寄ったパリで再会。テレビの脚本の共同執筆者にウェンディを紹介され、2人は久しぶりに一緒に仕事をすることになるのですが…。


前作の登場人物がそのまま全員登場するわけではないのですが、彼らと比べて主人公のダメっぷりが強調されてて、かなり身につまされます。
仕事はうまくいかないわ、住む家は追い出されるわ…あんまり成長してない主人公。
(まぁ、それは私も一緒だけどね)
しかしそこで人生の進路に悩むのか?と思いきや、テーマは理想の相手とは?というものへ…。タイトルの『ロシアン・ドールズ』というのはマトリョーシカのことで、誰もがいろんな恋愛を重ねながら(人形を開けていきながら)理想の相手(最後の人形)を探している…という例えなんだそう。
悩むことは他にもあるだろーと思うんだけれども、『恋愛なんてわずらわしい!』と言いつつも恋愛遍歴を重ねる主人公は、ある意味偉いなぁって思いました。
でも、やっぱり男性と女性は違うよね…。男性の方が、サバサバと数撃ちゃ当たる!的に行動しても認められるような気がするな…。

…という訳でちっとも参考?にならなかったのですが(なんの?笑)、前作よりも遊び心が満載でとても楽しめました。笑えるシーンがいっぱいだし、編集の仕方もお洒落で素敵だと思います。
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by bordergirl | 2006-06-18 22:54 | 映画 en français