Beyond Borders

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ただいま

本日、スペイン旅行から戻ってまいりました。
スペイン滞在の1週間はとっても楽しかったです。ずっとマラガに泊りましたが、他にも白い村のフリヒリアナや、マルベージャの近くのプエルト・バヌス、グラナダ(アルハンブラには入らなかったけど)にも行きました。

しかし、楽しい滞在のあとの帰国は疲れるもので、さらにアンラッキーなことにフランスからの便がエールフランスのストライキのために大混乱。
実際にストだと分かったのは無事に機内に落ち着いてからだったので、なにがなんだか分からずにちょっと心配しました。
マラガからの便は時間通りに着いたのに、降りられないまま1時間くらい待たされて、乗り継ぎを心配しながらターミナルを移動したらすごい人込みで。チェック・インの列もすごいことになってて、どこからどう始まってどこで終わってるのか全然分からないし、並んでるのかなんなのか分かんない人もいっぱいいるし。
最初は日本行きの便だけ遅れてるのかと思ってたら、スペイン語圏の人もいっぱいいてどう見ても日本に来るわけないしなぁ…と思い、もう1回確認したら、日本行きはもうすぐチェック・インできるから並んで待てといわれて長蛇の列に。
この時点でお昼を回っていて、朝7時のマラガ発に乗るために4時半起きで朝食抜きだった私はもう倒れるかと思いました。
結局、(時間的には)次の便に優先的にチェック・インさせてもらえて、そんなに遅れずに日本に帰ってこれましたけど、機内サービスも悪く、あやうく私だけ食事をもらい損ねちゃうところだったし…。
すごくグッタリした旅になってしまいました。
スペインの地方都市に行こうとすると、夜便の出てるAFが一番便利なんだけど、ちょっと考え直そうかなぁ…。

ところで、スペインの元彼とまた付き合うことになりました。
また連絡を取るようになったのも、やり直すことになったのも、実はかなり前で今年の春くらいからなんだけど、次にいつ会えるか分からないし連絡も取りづらいしで、やっぱり無理だろうなぁと思ってたからブログにも書いてなかったんですが。
今回のスペイン旅行も、決めた時は『ちょっと会えればいいほうかなぁ』と全然期待してなかったんですよね。ところが、1ヶ月前に彼の実家にネットがつながってしょっちゅうチャットができるようになり、あっという間に一緒にマラガで休暇を過ごせることが決まりました(世間の遠距離カップルがうまくいってるように見えるわけだわ~と今ごろ文明の利器にいたく感心)。
とはいえ、もうブログで彼や恋愛がらみの話を書くのはやめようかなと思っています。
以前の記事は自分の記録としては大事なものだと思うし、読み返して考え直すこともあるんだけど、もう新しく書くのはいいかなぁっと。最近は恋愛ネタは他のブログでも読めるわけだし。またすぐ別れちゃうとも限らないし…。
でも、なかなかこういう話は友達にも面と向かって伝えづらいし、ブログを読んでくださっている人の中には気にかけてくれている人もいると思うので、ご報告。

最近は何がテーマかよく分かんなくなってきた当ブログですが、それはそれなりに落ち着いてきたので、このままの雰囲気でいきたいなと思います。
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by bordergirl | 2007-10-28 18:12 | ’07.10. コスタ・デル・ソル

“サン・ジャックへの道”

a0013880_2114422.jpgフランス映画ですが、“サン・ジャック”はスペイン語のサンティアゴで(全然違うのに。不思議)、サンティアゴ巡礼を題材にしたお話。
フランス南部からスペイン北西のサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼は、スペイン語を勉強しているとよく話題になるネタなのですが、実際に映像で見る機会はなかなかないのでおもしろかったです。最後の証明書の発行は、なかなか近代的なオフィスなのね。

映画のストーリーは、仲の悪い男2人女1人のフランス人兄弟が主人公。会うとケンカばっかりなので日ごろは離れて暮らしているのに、母親が亡くなり、その遺産を引き継ぐ条件としてよりによって3人一緒に巡礼に出ることに。旅の道連れは2人の若いフランス人少女とイスラム系少年2人(片方は好きな女の子と一緒にいたくて、もう片方は字が読めないので“メッカ”に巡礼に行けば読めるようになる、と騙されて)、いつもスカーフを頭に巻いた謎めいた女性、それにガイドの男性。
これといった大きな事件が起きるわけでもなく、彼らの恋愛問題、家族問題、そして兄弟のケンカ…という些細な出来事を積み重ねつつ、ひたすら歩き続けるストーリーなのですが、寝食を共にし同じ道を歩き続けるうちに彼らの間に少しずつ変化が訪れます。

好きなシーンは、ここだけは電波が入るという木の下でみんながグルグル回りながら携帯をかけているシーン。巡礼に出ても携帯が手放せない現代人…という皮肉もさることながら、みんなの会話を聞いているうちに、問題を抱えていない人なんていないんだと気づかされます。
自分だけが大変なんじゃないって気がつくと、巡礼の景色も、周りの出来事も、一緒に歩いている人の気持ちも見えるようになるんだよね。

映画を見ているうちに私もこの道が歩きたくなってきました。
スペインの語学学校で実際に歩いている人がいたけど、確か、いっぺんに最後まで行かなくても、途中でやめてまたそこから始めてもいいらしい。
ヨーロッパに住んでたら気軽に行けるのにね。
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by bordergirl | 2007-10-07 21:16 | 映画 en français

“ボルベール”

a0013880_1551265.jpgようやっと観てきました、ボルベール。
公開前から楽しみにしてたくせに、9月に家の近くの映画館でやるという噂を聞いて、それまで待ってました。だけど、9月はバタバタしているうちに終了…。なんとか、10月からやってるところを見つけて観に行きました。
ちなみに行ったのは、飯田橋のギンレイホール。
2本立てで入替え制なし。こういうの久しぶり。
1本の値段で2本観れるし、ちゃんと同じようなテイストの映画をペアにしてるところも◎です。
今回は“ボルベール”と“サン・ジャックへの道”でした。

さて、“ボルベール”。
一番最初の感想は、思ったより普通のお話だな~と。
ストーリーは、主人公ライムンダの娘パウラが義理の父に迫られて彼を殺してしまい、ライムンダは娘をかばって夫の死体を処理。一方、ライムンダの田舎では、4年前に父とともに火事で亡くなっていた母が生きているという噂がたち、実際にライムンダの姉ソーレの元に母が現れて…という展開なので、普通というのはどうなの?とも思うんだけど…。
でも、サスペンスっぽい題材のわりには淡々と進んでいくし、大きな事件が起こるわけでもないのでちょっと肩すかし…そこら辺は“バッド・エデュケーション”とも似てるかなぁ。

ただ、あっちの映画は登場人物が男ばっかりだったのに対し、こちらは女ばっかり。
で、“バッド…”の方は閉塞感のある印象だったけど、こちらの登場人物たちは行動力があって、正しいやり方、器用なやり方ではないかもしれないけれど、前へ前へと進んでいきます。
女性は毎日日常的なことの積み重ねで生きてるから、非日常な事件は起こらないのかな。何が起こっても、毎日食事を作って、誰かの面倒をみて、家を(ライムンダの田舎ではお墓も)きれいにして…という毎日は続くんだものね。

いきなり30人の昼食を作ることになったライムンダが、少ない持ち合わせでなんとかするため、買出しの道の途中で出会う近所の人に声をかけるシーンが好きでした。
困った時はお互いさま、ていうのがいいな。
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by bordergirl | 2007-10-06 15:50 | 映画 en español