Beyond Borders

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Big Fish

a0013880_165039.jpg先日、“Big Fish” の試写会に行ってきました。

荒唐無稽なホラ話ばかりする父親と仲違いした息子が、死期の迫った父に『父さんの本当の人生を聞かせて』と頼むのですが、父の語る話は相変わらずへんてこなものばかり…。ところが、一緒に過ごすうちにその中にある真実が見えてきて…というお話。

結論から言ってこういうテーマの話は大好きです。
現実をちょっとファンタジーの視点から見てみると、また違った真実が見えてきたり、人生が豊かになる、というテーマ。
ファンタジーのない現実は味気ないし、真実味のないファンタジーもつまらないもの。
実際に毎日単調な生活をしているとついついこういったことを忘れそうになるので、時々こういう映画を見るのはいいですよね。
お父さんのホラ話のシーンは無条件に笑って楽しめたし、かといって親子の葛藤や家族が死期を迎えたときの周囲の感情もきちんと描いていて、どちらの要素もバランスよく行き来してたので、自然と感情移入できました。
自分と親の関係を考え直すいいきっかけにもなりました。
映像もとっても綺麗だし、それだけでけっこう幸せな気分になる映画です。

ただ、さっそく『ティム・バートンの最高傑作』とか『本年度アカデミー最有力』とか言ってるのはどうなの??て感じ。
確かにティム・バートンにしては万人向けのお話で、とてもよく仕上がってるとは思うけど、この辺で最高傑作なんかに収まってほしくはないんだけどなぁ…。
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# by bordergirl | 2004-04-25 16:51 | 映画

IN THE CUT

a0013880_0270.jpg“IN THE CUT” 見てきました。

詩などの言葉でしか外の世界とつながれないヒロインが、殺人事件に巻き込まれ、担当の刑事と関係を持つことから、新しい自分を発見していくと言うお話…。

ジェーン・カンピオンの映画はストーリーだけきくと共感どころ満載のような気がするのだけれど、実際に見るとなんだか訳のわかんないことが多い。…で、今回も覚悟して見てきたのだけれど、連続殺人事件も絡んでたので一応わかりやすい展開だったと思う。
殺人事件の謎解きのほうはあんまり重要じゃないのでこの際おいといて、メグ・ライアン演じる主人公が見るからに無防備な、ボーっとしたキャラクターなんだよね。殺人事件があるのにこんなんで大丈夫か、こいつって感じで。
でもそれは、彼女が他人と関わりを持つことが苦手だからで、他人に対してはっきりした意思表示の仕方とか距離のとり方がわからないから、感情表現がいきあたりばったりで、はたから見てて「こいつ、何がしたいのかわからない」ってことになっちゃうんだよね。
考えてみたら昔の私にもそういうところがあった。
きっと、このヒロインみたいに、何考えてるか分からないボーっとした人、と思われてたんだろうな(苦笑)。
そう思うと、ちょっと他人事じゃない映画なのでした。
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# by bordergirl | 2004-04-20 00:28 | 映画