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Beyond Borders

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“ワタシにキメテ”

“ワタシにキメテ”_a0013880_20234041.jpg…すごい邦題ですよね。
この邦題と、最近はコンビニで千円以下で買えちゃう点で、あんまり面白くなさそうだなぁと思ってたのですが、私に似ている人が出ているらしいので観てみました。
スペイン語の映画じゃないけど、出演者のほとんどがラティーノのアメリカ映画なので、スパングリッシュ満載です。

ストーリーはパッケージからも想像できちゃいますが、生まれた時から女性にモテモテのトマスは現在遠距離をいいことに3股中。ところが、彼女たちが3人ともL.A.の彼の自宅にいきなりやって来て鉢合わせしてしまい…というもの。
さらには3人の女性のうちの一人のL.A.に来るきっかけっていうのが、“車をある人に売るように頼まれて…”で、思い切り先の展開が読めてしまいます。

じゃあ、つまらない映画なのかというとこれがそうでもなくて…。
登場する人たち、とくに女性3人が、さすがラテン系。
おおらかというか屈託がないというか…。ギスギスしたところがなくて、自然体で天然ボケっぽくて、多少おかしな展開でも許せちゃう。やっぱり女は愛嬌ですねぇ。
トマスが良心の呵責に耐えかねておかしくなりながらも、誰も選べない…と悩むのもしょうがないかもしれません(ま…この人はただの優柔不断なんだけど…)。
そのトマス役の俳優さんも、とってもかっこよくて観てるだけで楽しい♪
メキシコのモデル・俳優さんで、ジェニファー・ロペスのPVにも出てる人です。

そんな訳で、観てて楽しくなる映画でした。
音楽も、たしかエミリオ・エステファンが担当してるので、ラテン・テイスト満載でいいですよ。
ちなみに、“私に似ている人”ですが、確かに結構似てました。
いちおう主役?の一人です。私の場合は、そういう意味でも楽しめたのかもしれないですね。
by bordergirl | 2006-08-13 20:23 | 映画